顔がほてる、汗をかきやすい

暑いのか?寒いのか?分からなくなった。服を脱いでも、すぐに寒くなってしまう。
また、首から上に汗をかきやすくなって、酷いと髪が汗で濡れてしまうときもある。汗をかいた後は、逆に寒気がしてくる。

これらは、プレ更年期の典型的な症状です。
なぜこのような症状がでるのでしょうか?ここでは、その原因と対策をお伝えします。

女性ホルモンが乱れ、自律神経が弱った

更年期の初期段階であるプレ更年期になると、卵巣から分泌される女性ホルモンの量と頻度が減ってきます。
この現象に脳の視床下部(ししょうかぶ)と下垂体(かすいたい)が反応し、もっとホルモンをだすように卵巣に指令を出します。

このとき、下垂体に関係している脳の他の部分が影響を受けてしまいます。
脳は機械と違うので、ある一か所に変化が生じると、その変化は他の箇所にも及びます。そしてお互いの動きをみながら、自分の動きを決めているのです。

なかでも自律神経はいち早く反応します。体温、胃腸の働き、呼吸、血圧、心拍などを少しずつ調節しはじめます。
例えば、急に寒さを感じたときなどは、鳥肌をたてて熱が逃げないようにしています。

瞑想と運動で自律神経を整えよう

体温と汗の調節には、自律神経を鍛えてくれる瞑想が一番です。
あぐらで座っても、あお向けに寝ても、どちらでも構いません。目を閉じて、ゆっくりと呼吸を繰り返しましょう。

ポイントはリラックスです。体の力を抜いて、体の中を酸素が巡っているとイメージしてみましょう。

また、体温を一定に保ったまま汗をかける運動も取り入れてみましょう。ウォーキングがお勧めです。

さらに、お風呂では腰湯にはいり、じっくりと汗をかくことで、自律神経を整える働きを強化できます。

イソフラボン成分を摂る

大豆に代表されるイソフラボンは、女性ホルモンに似た作用があります。サプリメントで簡単に摂取することができるので、体調不良を短期的に回復させることができます。

また、更年期障害に影響を及ぼす女性ホルモンのエストロゲンだけが含まれている「プレマリン」、「エストリール」という錠剤もあります。

これらの錠剤は女性ホルモンの含有量が少ないので、40代のプレ更年期の人向けです。
婦人科で処方してもらえるので、検討してみるのも良いでしょう。

いずれにしても、顔のほてりや嫌な汗などの更年期症状は、一つの方法で完全に解決しません。いくつもの方法を自分で試して、合ったものを組み合せて対策することが賢い選択です。